マキアレイベル・薬用クリアエステヴェールは、美容液成分が全体の62%を占めていてとっても伸びが良く、誰でも簡単でキレイにメイクできるファンデーションです。
また、クリアエステヴェールは元からヨレやメイク崩れに強く、多少ヨレたとしても崩れ方がキレイで1日中塗りたて感をキープできるから、特に仕事や家事で忙しい女性に嬉しい味方だと言えます。
そんな中、クリアエステヴェールの特徴を知った上で上手な使い方をしてあげると、よりワンランクアップのメイクへ仕上げられることが最近わかってきました♪
この記事では、4年以上クリアエステヴェールを愛用している私が、カバー力・仕上がり・崩れにくさをさらに良くする使い方を発見したので紹介しますね。
もくじ
スキンケアからクリアエステヴェールを塗るまでのオススメの順番とポイント

クリアエステヴェールを使って1日中肌がキレイな状態をキープするためには、まず土台となる素肌作りもポイントになります。
- 洗顔
- スキンケア(理想は美容液)
- 化粧下地
- クリアエステヴェール
ファンデーションを塗るまでの過程は、何か特別なことをする必要はありません。
ただ、1〜3をその時の肌状態や季節に合わせてやり方を調整するだけで、化粧ノリや仕上がりは格段に変わります。
1、洗顔は肌の状態や季節に合わせて変える
朝の洗顔は、その日1日の肌の調子とメイクの土台を決める大切なステップ。
なぜなら、寝ている間に汗や皮脂、またホコリなどで目に見えない汚れが肌に付いているので、この汚れが落ちていないとファンデーションとの密着力が弱まり、化粧ノリやメイク崩れの原因につながるからです。
基本は、洗顔石鹸で泡立てネットを使ってモコモコ泡を作り、その泡で顔を洗い上げることです。
その時にポイントになるのが洗顔にかける時間。
あなたの肌質が、普通から乾燥しがちな方は約30秒。
一方でオイリー肌な方は、約1分から長くても約1分30秒までを目安にしてください。
また、夏や冬でも汗や皮脂の分泌が変わるので、夏は少し長め・冬は少し短めを意識すると、洗顔時間の過不足を防げます。
肌質 | 冬場 | 夏場 |
普通肌〜乾燥肌 | 約20秒 | 約40秒 |
オイリー肌 | 約1分 | 約1分30秒 |
こんな風に、自分の肌状態や季節に合わせて洗顔の仕方を変えることで、その後のスキンケア・化粧下地・ファンデーションのノリや仕上がりが格段に変わります。
2、スキンケアは保湿成分配合のコスメで肌の保水力を高める
洗顔後のスキンケアで大事なことは、肌をしっかり保湿して1日の水分を保つことです。
仮に肌が保湿されていないと、表面の角層や表皮が乾燥して硬くなり、くすみや皮脂の過剰分泌などにつながって、化粧崩れやメイク仕上がりに大きく影響してしまいます。
そこでポイントになるのが、スキンケアのコスメ選び。
あなたの肌質が、普通から乾燥しがちな方は美容液によるスキンケア。
一方でオイリー肌な方は、化粧水によるスキンケアで保湿成分を取り入れましょう。
一般的に化粧水はほとんどが水でできているから、理想は美容液で保湿することをおすすめしますが、使用感の好みもあると思うので下の肌質と季節でまずは試してください。
肌質 | 冬場 | 夏場 |
普通肌〜乾燥肌 | 美容液 | 美容液or化粧水 |
オイリー肌 | 美容液or化粧水 | 美容液or化粧水 |
もちろん、化粧水を塗った後に美容液をつけて保湿力を高めた方がおすすめです。
でも、何かと忙しい朝は支度が手短に済んだ方が楽なので、私は美容液か化粧水の1つになりがちですが、それでも1日の潤いはなんとかキープできています ( ○≧艸≦)
ちなみに、化粧水・美容液ともに配合されていてほしい美容成分は次の5つになります。
- セラミド:細胞間脂質の約40%を占め、湿度が下がっても水分をキープできる
- ヒアルロン酸:真皮にあるゼリー状の物質で、200〜600倍の水分を蓄える力がある
- コラーゲン:真皮では弾力を保つ働きがあり、保湿力もある
- 天然保湿因子:角質細胞内にある水溶性の分子で、水分を吸湿する力がある
- ビタミンC誘導体:ターンオーバーの正常化・美白作用・皮脂抑制作用・抗酸化作用
※参照:正しいスキンケア辞典/P40-41(代表的な保湿成分の種類)
これらの美容成分が配合された化粧水・美容液を選ぶと、肌の保湿力が高まってくすみや皮脂の分泌を抑えられ、結果メイク崩れを格段に防ぐことができます。
3、化粧下地は肌の馴染みやすさと紫外線対策
スキンケアで素肌を保湿したら、次は化粧下地を塗ります。
ちなみに「マキアレイベル・薬用クリアエステヴェールは化粧下地はいらないの?」といった質問を見たことがありますが、クリアエステヴェールには美白・美容液・パック作用・日焼け止め・ファンデーションの5役までしかないので、基本的に化粧下地は必要ですし塗った方が仕上がり良くなります。
そもそも化粧下地の働きには、いろんな効果があります。
- ファンデーションのノリを良くする
- 毛穴の凹凸を滑らかにする
- 余分な皮脂を抑えてテカリとメイク崩れを防ぐ
- コントロールカラーとして肌色を調整する
- 紫外線や乾燥を防ぐ
市販されている化粧下地によってその効果はそれぞれですが、化粧下地として最低限選ぶべきポイントは、ファンデーションの肌馴染みを良くすることと紫外線対策は必須です。
ここでいう、ファンデーションの肌馴染みというのは、ファンデーションのノリを良くすることと、毛穴の凹凸を滑らかにすることがメインになります。
一方の紫外線対策は、紫外線のA波・B波を防いで、シミ・肌の弾力・シワなどの肌老化を防ぐためです。
また、紫外線対策で迷うのが、SPF・PAの選び方。
数値がそれぞれ高ければ肌負担も高くなる傾向にあるので、外出が2時間程度の時はSPF20・PA++あたりを、一方で、アウトドアや生理前の時はSPF30〜50・PA+++あたりを選ぶと安心です。
- SPF:肌が赤くヒリヒリになるのを防ぐ時間。1あたり20分換算になるのでSPF20なら約6時間半
- PA:シミ・シワなどの肌老化を防ぐ目安。+はやや効果がある・++は効果がある・+++は非常に効果がある・++++は極めて高い効果
※参照:正しいスキンケア辞典/P71(UVケア)
ファンデーションを塗る前に、今紹介した洗顔・スキンケア・化粧下地を行ってクリアエステヴェールを試せば、化粧ノリや仕上がりの良さ、またメイクの崩れにくさなどを実感できます♪
クリアエステヴェールをよりきれいに塗る使い方とコツ
では本題の、マキアレイベル・薬用クリアエステヴェールをきれいに仕上げる使い方のコツを紹介します。
1、クリアエステヴェールを塗るおすすめの道具はブラシ

クリアエステヴェールで、キレイに毛穴をカバーし崩れにくく塗るなら、リキッド専用のブラシを使ってメイクする方が仕上がり良いです。
指やスポンジではなくブラシを使うメリットは、ブラシの方が肌のキメの溝や毛穴の凹凸の細部まで細かく毛先が届いて塗ることができるからなんです。
ただ、ブラシの塗る方向を縦なら縦、横なら横といった一方行だけ動かして塗るのはNG。
想像つくと思いますが、毛穴や肌のキメの溝はいろんな角度に無数あるので、そんな塗り方ではムラができてしまいます。
つまり、意識的に上下左右斜めにブラシを往復させたり、ブラシをクルクルッと回して塗ることで、指で塗っただけではできなかった細部まで塗りこむことができるというワケなんです!
また、ブラシを何度も往復させることでクリアエステヴェールを薄く塗れるので、薄付きでヨレることもなく一日中キレイな肌が続きやすいんです♪
でも、クリアエステヴェールを指で塗り広げるよりブラシを使うと少し時間かかるデメリットも。
なので私は、特に予定のない休日の外出は指、仕事で人と対面する機会の少ない日はスポンジ、誰かと会う予定のある日はブラシと、その日の予定に合わせてメイク道具を使い分けるようにしています。
2、肌が動きやすい部位は薄く塗る

表情の出やすい、目尻・小鼻・ほうれい線・口元のキワは時間が経つとファンデーションがヨレて、シワを余計に目立たせる原因へとつながります。
そういったヨレやすい部位は、できるだけファンデーションを薄く丁寧に塗るとヨレづらくなります。
また、クリアエステヴェールを塗った後にティッシュオフすれば、さらに余分なファンデーションを取ることができて、肌との密着力が増します。
3、気になるシミ・ソバカスは指で二度塗り

クリアエステヴェールは、ナチュラルにシミ・ソバカス・毛穴・シワなど気になる肌トラブルをカバーしてくれますが、テクスチャーが美容液のようにゆるく薄付きなので、消えるまではカバーしきれない弱点があります。
ですが、気になる部位を狙って追加で指にファンデーションを付けてポンポンッと軽く塗り叩くように肌と馴染ませると、その部位だけカバー力を増すことができます!
もし、それでもカバー力が足りないと感じる方は、コンシーラーを上から重ねてカバーしましょう。
4、ツヤ感よりカバー力やメイク崩れを優先するならフェイスパウダー

肌のツヤ感よりカバー力やメイク崩れを優先するなら、クリアエステヴェールの”透明感ベースメイクセット”に入ってるクリアエステフェイスパウダーを使うのがおすすめです!
クリアエステヴェールのみの場合と比較するとマットな質感になり好みは分かれますが、フェイスパウダーのパール効果によってナチュラルなツヤ感はキープしたまま、カバー力やメイク崩れをアップする特徴があります。
また、クリアエステフェイスパウダーを塗って約3〜5時間ほど経てば、パウダーが余分な皮脂を吸収することで肌と馴染み、マット感が徐々に抑えられ、化粧直しをする必要もないほどキレイな仕上がりになるんです。
あともう1つポイントとして、クリアエステフェイスパウダーを塗ったあと、ブラシで肌の表面をクルクルッと撫でて余分なパウダーを落としながら肌を磨くと、マット感が抑えられキレイに仕上がります♪
クリアエステヴェールはメイク落としにクレンジングが必要?

クリアエステヴェール全体の62%は美容液成分でできてて肌に優しいから、メイク落としは洗顔石鹸でも十分そうなイメージありますが、結論から言うとクレンジングは必須になります。
クリアエステヴェールに限らず、そもそもリキッドタイプのファンデーション全般は、製造する上で水分を多く配合する必要があるので、保存料・防腐剤などを入れなければすぐに腐れてしまうデメリットがあるからです。
またリキッドタイプは、仕上がりや伸びを良くするために油分を含むので、洗顔石鹸だけではそれら全てを洗い流すことはできずに、肌トラブルの原因(肌荒れ・ニキビ・赤みなど)へとつながってしまいます。
メイクによる肌トラブルを防いで肌環境を整えるためにも、クレンジングは必要だと考えてくださいね!
ちなみに、クレンジングには洗浄力の弱い順に、ミルク・ジェル・リキッド・クリーム・オイルと大きく5タイプありますが、化粧下地をつけてメイクをするならオイルタイプのクレンジングで落とすことをおすすめします。
特に洗浄力の強いオイルタイプは、乳化させて洗い流すまでの目安を30秒までとして、肌負担を極力減らすように素早くサッと洗い落としましょう。
また、ダブル洗顔不要のクレンジング以外は、クレンジングをしてから石鹸で洗顔をして洗い残しがないように注意して落としてくださいね!
というのも、クレンジングには水と油分をなじませる役割の界面活性剤が配合されているので、クレンジングを終えても肌にその成分が残ったままの可能性があるので、洗顔石鹸を使って洗い流しましょう。
クリアエステヴェールの使い方まとめ
マキアレイベル・薬用クリアエステヴェールは、「クリアエステヴェールの口コミ」にもある通り、カバー力の物足りなさを感じる方などが全体の15%程度います。
そこで今回紹介した、クリアエステヴェールを使う前の準備だったり、使い方・塗り方などをちょこっと工夫することで、カバー力をアップさせつつ、クリアエステヴェールの特徴であるナチュラルで若々しいツヤ肌を誰でも作ることができます♪
もし、私が紹介したクリアエステヴェールの使い方が少し面倒に感じたとしても、どれか1つだけでも試しに取り入れてみたり、時間の取れる休みの日などに騙されたと思って一度チャレンジしてみてください!
クリアエステヴェールの使い方に関連する記事
マキアレイベル・薬用クリアエステヴェール取扱店舗どこ?2019年