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正しいお墓参りの仕方を考えてみる

我が家には先祖代々のお墓があり、お彼岸などにはお参りに行きます。
このお墓参り、一般的には春と秋のお彼岸やお盆、または故人の祥月命日にお参りする方が多いと思いますが、このほかにも故人の誕生日や、なにか故人に報告したいこと、相談したいことがあるときなど、参る側が思い立ったときにいつ訪れても構わないものです。
私などは、霊園内に沢山桜の木が植わっているので、春には毎年、お花見を兼ねて家族でお参りに行きます。
春のお彼岸と桜の開花日がだいたい同じ頃なので、たくさんの方がお参りにきています。
伯父の遺骨を納骨している霊園からは近くの花火大会がとてもよく見えるらしく、従妹の話では、毎年たくさんの方がお盆のお参りがてら、霊園から花火見物をされるそうです。
ただし、すべての人が私たちのように気軽にお参りが出来るような、近くに住んでいるとは限りません。
遠方からお墓参りにいくのは、費用的にも時間的にもかなり負担がかかるものですので、お正月に帰省した時など、無理のない程度にお参りにいくのが一番故人も喜ばれるでしょう。
お参り出来る回数が少なければ少ないほど、ただ単に手を合わせにいくのではなく、しっかりとお掃除の道具を用意して、お参りに向かいたいものです。
最近では自分たちでお掃除が出来なくても、霊園管理事務所にお掃除やお手入れを依頼している方も多くおられるようなので、あまり見かけなくなりましたが、時々雑草が生え放題で汚れ放題になっているものを見かけると無縁仏のようで見ず知らずの方のものでも悲しく胸が痛くなるものです。
お墓参りの際に用意したい道具は、お線香、ろうそく、お花、お供え物、ライター、のほか、雑巾やたわし、細かいところをお掃除するための歯ブラシなどもあると便利です。
手桶や柄杓もお掃除に必要ですが、たいていは霊園で借りられるので、借りられない場合は用意します。
お参りの順序としては、まず霊園管理事務所に挨拶に行き、寺院の場合は僧侶への挨拶と本堂へもお参りに行きます。
その後、水汲み場で手を清めてから、お墓に向かい掃除を始める前に合掌と礼拝をします。
その後、周りのゴミや雑草を取ってから、墓石に水をかけて洗い清めていきます。
万一掃除の際にひび割れや欠けなどを見つけたら、お参り後でかまわないので、出来るだけ早く石材店に修繕も依頼します。
綺麗になったらお花を供え、お供えものを供えます。
食べ物を供えるときは半紙を置いて、その上に供えるようにします。
故人がお酒が好きだった場合、お酒をかける人が多くいますが、石にはあまりよくないので、出来るだけかけるのではなく、食べ物と同じようにカップ入りのものや、缶入りのものを供えるだけにします。
すべて供え終わったら、お線香を立てて、最後に清めの水をかけます。
そのあとは再度合掌礼拝をします。
そのあとは、ご先祖様や故人に話したいこと、伝えたいことがあればゆっくりとお参りし、霊園を後にするときには霊園管理室や僧侶に挨拶をして帰るようにします。
もちろん、清掃の際にまとめたゴミは指定の廃棄場所に片づけてから帰ります。
お部屋を綺麗に掃除すると気持ちがいいように、ご先祖様が眠る場所を綺麗にするととても心が穏やかになります。

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